グリーンアルム福祉会は、平成13年10月に須坂市が健康福祉エリアとして整備を進めた仁礼(にれい)の地で事業を開始しました。法人設立以来「住民の皆さんが健康で充実した、安らかな高齢期を過ごす」ことを基本理念として福祉・保健・医療の連携のもと、地域の中で継ぎ目のないサービスを提供することを使命として歩んでまいりました。
近年、社会情勢は大きく変化しています。それによって自然環境の変動、物価や光熱費の高騰、度重なる制度改正など、介護・医療・福祉を取り巻く状況も大きく変化し、事業運営は決して容易なものではありません。しかしそのような時代だからこそ、私たちは「変わらないもの」と「変わるべきもの」を見極めながら、地域に必要とされる存在であり続けたいと考えています。
「変わらないもの」として私たちが何よりも大切にしているのは「やさしさと思いやり」という創設以来の精神です。介護や医療の仕事は制度や技術だけでは成り立ちません。そこには人と人との関係性があり、相手を理解しようとする姿勢が何よりも必要です。利用者様の尊厳を守ることはもちろん、職員同士が互いを尊重し合える環境を築くことが、結果としてサービスの質の向上につながると確信しています。職員ひとりひとりが自分の仕事に誇りを持ち、仲間の意見に耳を傾け、否定することなく対話によって解決を図る、その積み重ねが組織としての意思となり、文化となると確信しています。
また「変わるべきもの」として、ICT機器の積極的導入や科学的介護情報システムへの対応など、先進的な取り組みにも力を入れてまいりました。しかし、私たちが目指しているのは「機器を導入すること」ではありません。テクノロジーの力を活かしながら、職員がより専門性を発揮できる環境を整え、利用者様にとって安全で安心できる生活を実現することが目的です。併せて、職員の成長こそがケアの質を高めるという考えのもと、体系的な研修やキャリアパス制度の充実にも取り組んでいます。「ここで働きたい」「ここで働き続けたい」と思える職場は、天から降ってきたり、誰かから与えられるものではなく、私たち自身が創り上げていくものだと考えています。
地域の皆様に信頼され、利用者様とご家族に安心して選んでいただけるために、そして職員ひとりひとりが誇りを持って働ける組織であるために、これからもグリーンアルム福祉会は、自ら考え、挑戦を続け、地域とともに歩んでまいります。
今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
社会福祉法人グリーンアルム福祉会
理事長 町田 貴志 Takashi Machida